最近はゴルフブランドがラウンドで着用できるパーカーを発売し、女子プロでもパーカーで試合に出る選手が増えた。しかし、パーカー着用に関しては海外でも賛否がわかれている。皆さんはどうですか？　取材／文・野中真一　写真・Getty Images

アリ！「下に襟付きを着ていれば問題ない。セーターよりも便利」

ドレスコードとしても下に襟付きのポロシャツなどを着ていれば、アウターとしてパーカーを着ることは問題ないと思います。11～12月だと、朝は寒くても昼は半袖ポロシャツで回れる日もあります。だから、最初の1、2ホールだけパーカーを着て、暖かくなるとパーカーを脱ぐパターンが多いです。この季節だと、昔はセーターを着ている人も多かったですが、ゴルフ用のパーカーはジッパータイプも多いので、セーターよりも脱ぎ着するのが簡単です。大手ゴルフアパレルのパーカーはスイングのことも考えられているので、フードがあってもスイングの邪魔になりません。せっかく若い世代のゴルファーが増えているので、パーカースタイルが流行するほうがゴルフ界のためにも良いと思います。（アマチュアゴルファー　加賀忠聡氏）

ナシ！「アドレスしたときの垂れた紐が気になる。風が強いとフードが邪魔」

パーカーは、オシャレでカッコイイと思うんですが、ゴルフには向かないと思います。私は練習場にはパーカーで行きますが、コースには着ていきません。ラウンドしていて最も気になるのは紐です。ドライバーやアイアンでもアドレスしたときの紐が気になりますし、特にパッティングでは紐が邪魔になってストロークに集中できません。それと、薄手のパーカーやナイロン素材のパーカーだと風が強い日にバサバサとフードがはためくのも苦手です。耳から近いところにフードがあるので、ナイロン素材だと音も気になる。確かに女性や若い世代にはパーカーは人気があるかもしれませんが、競技に出ている男性ゴルファーでパーカーを着ている人はほとんどいませんよ。（アマチュアゴルファー　福山茂氏）

投票して頂いた方の中から抽選でパーゴルフロゴ入りボールをプレゼントします。ご応募はコチラ！ ※プレゼント希望の方は別途、会員登録と応募が必要です